「渋上がり」という言葉を使うときがあります。
雨の日。靴が周りから濡れていき、ウェルトの色が移って
雨ジミの形に染まってしまうことを指します。
色が定着してしまっているので
ステインリムーバーでは落ちません。
無理にこすれば革を痛めてしまうことも。
部分的に染め替えるしか目立たなくする方法はありません。
薄い色の靴には要注意です。こわいですね
さて、こんなに恐ろしい渋上がりですが、
同じように革を強力に
染めてしまう恐怖の液体がありまして、こちらです。
ワインです。
ワインには渋、タンニンが含まれてます。
付着したまま放置してると色がすさまじく定着しますよ。
で、わたし年始にやってしまったんです。
飲んでるときには気づかなかったのですが
靴にこぼしていたようで次の日
「うおっ」
っと。
処置を施してみましたがこの程度残ってしまいましたね。
でもおおらかな性格なので、こういうこともあるさと
たいして気にしません。それも靴ですから。
そうそう。洋服などにやるように、こぼしたそばから
水でぼかして散らしていくと効果ありです。
みなさまは後悔しないよう、
乱れのないアルコールライフを送ってくださいね!