ブーツの始まりは、紀元前のギリシャ時代に
編み上げられた長い靴であると言われています。
ブーツ発祥の目的は周囲の環境から
足を保護する為に作られたものです。
軍隊で乗馬して戦場を駆け回った時代、
茂みの中などで動きまわらなければならない為、
ブーツが支給されました。
また、足を保護するという目的で
、西部アメリカに住民たちもブーツを使用していました。
これが、後にウエスタン風のブーツと呼ばれるようになりました。
乗馬用としてのブーツは、軍隊で支給されていた頃、
軍隊人だけではなく貴族の人達も
乗馬をする時にブーツを着用するようになりました。
普通の靴では馬に乗って足をかける部分であるあぶみで、
靴が擦れたり壊れてしまい足を痛めてしまう恐れがあったためです。
靴は乗馬用に改良され、あぶみに足が入り易くするように、
靴の先端を尖ったデザインになり、
あぶみから靴が滑り落ちないように高いヒールが作られました。
そして、頑丈にするために分厚い革で作られまたした。
その後、ブーツは防寒靴として着目され、
履きやすくて動きやすい薄い革のブーツが流行しました。
元来、女性はブーツを履く習慣はありませんでしたが、
女性がファッションとしてブーツを履くようになったのは、
フランスで上流階級の女性が短い丈のブーツを
履く様になったのがきっかけだと言われています。
ブーツの日本伝来は、1872年頃、
ブーツは日本で親しまれるようになってきました。
学校で、女子が制服と共にブーツを履くというのが一般的になってきた頃です。
今でも、その光景は成人式や大学の謝恩会などで見かけられます。
一般的にブーツが流行し始めるには、それから100年ほどの月日が経った後です。
その頃から、女性の間で細くて長い足を印象づけるブーツが意識され始めました。
ブーツは日本でも軍隊によって取り入れられ、
その後ファッションとして普及していきました。
サドルソープもまた、乗馬をするようになった時代に
鞍やブーツについた土や泥を洗い流す為につくられました。
ある意味シューケアのルーツでもありますね。
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