赤くて丸い郵便ポスト
もう街中では見ることはない懐かしい物になってしまいました。
それでも国内では地方に行けば
まだ少しは使われているものを見かけます。
この赤くて丸い鉄製ポストは1901(明治34)年考案されたと言われています。
1908年に正式に採用された現物は逓信総合博物館に展示されています。
さて、この懐かしくて珍しい物となった郵便ポストをR&Dでは6ヶ月の期間をかけて
檜の木材だけで再現しました。その大きさは高さ170cmもある大ポストです。
檜は昔から高級建材として家の柱などに使われ、
健物の主は我が家は総檜作りだとかいって
自慢する人もいるようです。
このポストはR&Dのショールームに設置してありますが
この檜は木曾の檜を使っています。
妻籠宿で有名な中仙道の宿場である南木曾の木工所で制作しました。
檜のポストの制作を依頼したとき、
木工所の社長はあきれ驚いてしばらく考えさせてほしいと言っていましたが、
説得しこのポスト作りに挑戦してみるということで
完成させましたが、驚いたのは作った本人だけではなく
地元の人達NHKの取材もあって
長野、岐阜、名古屋のメディアが押し寄せ、一層の話題になりました。
要望もあって4ヶ月程、当地に展示してありましたが
この7月にR&Dショールームに移設しました。
機会がありましたら、一度観に来てください。
檜のポストの迫力に目が醒めると思います。
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